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万博トピックス

21世紀の新たな茶文化を地球市民村から!
パネル紹介を交えてお茶の歴史や文化を学ぶ

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お茶を町作りのコンセプトとしたユニークな取り組みを行う長久手会場の地球市民村で27日、お茶の専門家や生産者などを交えた「お茶シンポジウム」が開催されました。

初めに、木幡和枝村長が「どの国でも文化としてのお茶があり、それを町作りに選びました。日本各地の名産地からお茶応援団を募り、茶畑を作って楽しんでほしい」と挨拶しました。

スライドを使った基調講演では、お茶についての著書も多数ある松下智氏が招かれ、お茶の歴史や文化を分かりやすく紹介。「日常茶飯のお茶には、人の丁寧な心が宿ります。その心に人間が自然に返る“無為自然”という禅宗の哲学が加わり、日本独特の茶道文化が生まれました。その文化を保存し生かすことで、21世紀の新たな茶文化を地球市民村から発信したい」と熱意を伝えました。

最後の座談会では、お茶にさまざまな形で携わる人々の経験談の発表、質疑応答を行い、幕を閉じました。参加者は、日本人の心に宿る茶の文化を学ぶ機会に、充実した時間を過ごしました。(3月27日)

【写真上】茶文化への思いを語る木幡和枝村長
【写真下】パネル紹介を交えて分かりやすく紹介