遊びと参加ゾーンにある地球市民村に26日、ノーベル平和賞受賞者のワンガリ・マータイさんが訪れ、日本文化の書道などを通して人々と触れ合いました。
同じ日に瀬戸会場・市民パビリオンの対話劇場で開かれたシンポジウムでは、中学生のあまりに無反応な様子に「顔を見ると、私の熱意が伝わっていないようだ。リアクションがほしい」とコメントし、日本の中学生にハッパをかけました。そんな若者たちに対して、「人生は思っているほど長くない。若者として今しかない若さを享受してほしい。あなたの両親にとって、あなたは夢であり希望なのです」と訴えかけました。
マータイさんは、アフリカの荒野への植林活動の功績が認められて2004年にノーベル平和賞を受賞し、現在、ケニア共和国の環境副大臣を務めています。(3月26日)
【写真上】地球市民村で子供たちと触れ合うマータイさん
【写真下】市民パビリオンで聴衆を前に熱弁
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