万博トピックス

愛・地球博開幕
ゲート前に集まった来場者約9000人

青空の広がった25日、121カ国4国際機関が参加する2005年日本国際博覧会「愛・地球博」が、「自然の叡智」をテーマとして開幕しました。各ゲート前には、会場を待ちきれない人が、メーンの北ゲート約4000人をはじめ、全ゲートで延べ8850人にもおよび、寒さの中、長い列をつくりました。

開幕に先立ち北ゲートで行われた開幕式は、青空に小雪が舞う中、午前9時に始まり、会期中毎日行われる185パフォーマンスサーキットのパフォーマーが、赤とゴールドを基調とした奇抜な衣装で参加し、華やかさを演出しました。

オープニングは、陸上自衛隊のファンファーレで華やかにスタート。博覧会協会会長豊田章一郎氏が「愛・地球博ただいま開幕します」という開幕宣言をして、185日間の会期の幕が切って落とされました。開場は予定より15分早められ、午前9時15分にゲートをくぐり抜けた人々が飛び出し、目差すパビリオンへ急ぐあまり、警備員に注意される光景もあちこちで見られました。（3月25日）

【写真上】北ゲートの混雑ぶり＝午前9時ごろ
【写真下】185パフォーマンスサーキットのパフォーマンス