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愛・地球セッション 7月・概要詳細(2)


フォーラム&ワークショップ

庭先から見える街づくり
~ガーデンデザイナーの考える環境~

Beautiful cityscapes harmonized through garden design

日時7月24日(日)
オープニング:10:30-11:10
フォーラム:11:15-13:30
ワークショップ:13:30-14:45(ホワイエ)
パネル展示:10:00-20:00(ホワイエ)
会場EXPOドーム
出演川勝 平太、パン・デ・デュー(パンフルート&シンセサイザー演奏)、大川 陸、谷口 多美江、内倉 真裕美、辻本 智子、正木 覚
共催JAG(ジャパンガーデンデザイナーズ協会)
協力社団法人 住宅生産団体連合会
内容

 私達は、このトークセッションは“庭づくり・街づくりサミット”だと考えています。 これまで、個々のものと思いがちであった個人庭ですが一つ一つの庭がつながり、一軒一軒の家が一本ずつ木を植えることで夏は心地よい木陰をわれわれに提供し、小鳥や小動物、虫たちの通り道をつくり子供も大人も、日々四季を感じる街をつくりだすことができます。

 つまり、21世紀の街づくりは実は目の前の庭先にかけがえの無いヒントが隠されていると私達は考えました。

 7月24日は、実際に「庭」や「植物」を通し美しい街づくりを実践、啓蒙されているあらゆる人々やグループが全国からEXPOドームに集結します。

 そしてパネリストと共に21世紀のガーデンデザインと街づくりの可能性を探っていきます。

出演者プロフィール


『ガーデンアイランド構想と21世紀の庭園』

オープニング

パンフルート&シンセサイザー演奏 byパン・デ・デュー

 スイス人パンフルート奏者ウォルと日本人ピアノ・シンセサイザー奏者ユキとの不思議な夫婦デュオ。

基調講演

川勝 平太 (国際日本文化研究センター教授)

 21世紀の日本文明にふさわしいビジョンとして「富国有徳」を唱え、美しい国土を持つ世界に誇りうる日本列島、庭園の島(ガーデンアイランズ)構想を提唱し、最近著(2003年刊行)には『ガーデニングでまちづくり』(中央公論新社)、『「美の文明」をつくる』(ちくま新書)がある。専門は比較経済史、国土審議会委員。NIRA(総合研究開発機構)理事。歴史の大きな枠組みについて常識をくつがえす斬新な「文明の海洋史観」を提唱し、注目を集めている。

パネリスト

大川 陸 (財団法人 住宅生産振興財団専務理事、 NPO法人 住宅・建築・都市政策支援集団 代表理事)

 東京都立大学卒業後、建設省において住宅、都市行政に従事。愛知県など地方行政も経験し、一貫してまちづくりに携わる。30年を超える園芸、ガーデニングの愛好家でもある。

谷口 多美江 (N.G.S.ジャパン代表)

 大学卒業後、英国フィニッシング・スクールにて、英国式ライフスタイルを学ぶ。その後、英国庭園視察のため約20回に渡り渡英。78年の歴史を持つ「英国 The N.G.S.」(チャールズ皇太子総裁)の元会長ダフネ・フォーシャム氏に師事し、「庭園からのチャリティ」という英国式庭園福祉活動を学ぶ。
2001年6月N.G.S.ジャパンを発足。

内倉 真裕美 (ブレインズ「種まく私たち」代表)

 北海道恵庭市恵み野で花の街づくりを展開。2001年より北海道のオープンガーデン雑誌を発行。現在北海道全域を会場にしたガーデンアイランド2008年に取り組む。ブレインズはオープンガーデンの携行本『OPEN GARDENS of HOKKAIDO』を同年から毎年出版している。

特別ゲスト

辻本 智子 ((株)辻本智子環境デザイン研究所 代表取締役所長)

コーディネーター

正木 覚 (環境デザイナー、 JAG(ジャパンガーデンデザイナーズ協会)会長)