愛・地球セッション ９月・概要詳細

愛・地球～未来へのメッセージ
ジョン・ウィリアムス＆リチャード・ハーヴェイ　ワールドツアー
EXPO2005 "Message to the Future"
John Williams & Richard Harvey World Tour

テーマコンサート

愛・地球～未来へのメッセージ
ジョン・ウィリアムス＆リチャード・ハーヴェイ　ワールドツアー
EXPO2005 "Message to the Future"
John Williams & Richard Harvey World Tour

内容

クラシックギターの世界最高峰と称されるジョン・ウィリアムスとパーカッショニストのリチャード・ハーヴェイが、地球大交流をモチーフに結成したユニット「ワールドツアー」の世界初公演。音楽を通して出会った二人の演奏家が、いまをともに生きる喜び、音楽がもたらしてくれる最高のおくりものをたずさえ、愛・地球メッセージイベントのクロージングを飾ります。

出演者プロフィール

ジョン・ウィリアムス ＆ リチャード・ハーヴェイ

ジョン・ウィリアムスとリチャード・ハーヴェイは、過去20年に渡り、様々な分野での音楽プロジェクト活動を共に行い、名声を博す。それぞれのフィールドで活躍していた二人は、世界各国の音楽文化への深い探究心と情熱に導かれ、ついにデュオを結成するまでに至った。彼らの演奏手法は、西アフリカの代表的な民族弦楽器であるコラや、マダガスカルから中国に至るまでの多種多様な音、ジャワ地方に伝わる魅惑的な音色を持つケチャピスリン（竹笛）、ラテンアメリカやアイリッシュ音楽にまで広がり、そしてさらに、マイケル・プレトリウスの名曲「テルプシコーレ」をカバーするまでに至る。その多彩な音楽センスと技能は世界的にも高く評価され、著名なアーティストらからも注目されている。

ジョン・ウィリアムス（ギター奏者／英国）

1941年、オーストラリアのメルボルン生まれ。ジャズギタリストであった父の影響で、４歳よりギターの世界に入っていった。1950年代に”ギターの神様”アンドレス・セコビアに師事、王立音楽院でピアノと音楽理論を学び、卒業後は新しく設立されたギター部門を任せられるまでになる。名門ウィグモア・ホールで行われたデビューリサイタルは大成功を収め、一躍クラシック界の寵児として名をはせる。1960年代より70年代後半までジュリアン・ブリームと共に新しいクラシックギターのムーブメントを創りあげる活動を精力的に行う。1969年、映画音楽家として著名なスタンリー・マイヤーズと出会う。後に名画「ディアハンター」で使用されジョンの代表曲となる「カヴァティナ」はこの時生まれた。1970年代に入る頃、チリやギリシャなどのアーティストと次々と共演。音楽的な発展性を表現していた。さらにこの頃、クラシックをベースとしたフュージョン音楽に浸透、1979年、フュージョングループ「スカイ」を結成、ジャズ／フュージョンの世界に一石を投じた記念すべきグループとなる。1983年、スカイを離れ再びクラシック音楽の世界に戻ったジョンは、翌年、サウス・バンク・サマーミュージックフェスティバルの音楽監督に就任、大成功を収めた。同年10月には、サイモン・ラトルと共に武満徹の「虹に向かって」を初演、反響を呼ぶ。60歳になってもなお衰えを知らないテクニックと創作意欲により、世界中の音楽ファンを魅了し続けている。

リチャード・ハーヴェイ（作曲家・ピアノ奏者・民族楽器演奏家／英国）

4歳よりリコーダーを始め、英国王立音楽院を卒業。卒業後は、世界的成功を収めたフォークグループ「グリフォン」を結成。30種類に及ぶ様々な楽器を駆使する高い技術は、多くの人々を魅了し、ついには三大陸ツアーを敢行、大成功を収める。数々のアルバムをリリースし、ポール・マッカトニー、エルビス・コステロ、ケイト・ブッシュ、スタンレー・マイヤーズなどの著名アーティストらとのコラボレーションも多く、その実力は高い評価を受けている。また、映画・テレビ音楽のプロデュースにも力を注いでおり、1991年には、英国アカデミー賞テレビ音楽部門に輝く。ギターとオーケストラのために作曲した「Concerto Antico」はジョン・ウィリアムスとロンドンシンフォニーオーケストラによって演奏、レコーディングされる。2000年には、エミー賞にノミネートされたTVドラマ「アラビアンナイト」の作曲も行うなど、精力的に活動している。

観覧申込

※尚、満席の場合は入場をお断りする場合があります。
※愛・地球博入場券をお持ちでない方はご観覧いただけません。

問合せ先

愛・地球メッセージイベント事務局

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