出展場所 | 長久手会場 グローバル・コモン3 |
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人類と自然の交流を象徴し、自然の建築材料を提唱
ヨーロッパのバルカン半島に位置し、国土の大部分が山岳森林地帯。アドリア海に面した南部を除き、夏は高温、冬は寒冷な大陸性気候です。住民はイスラム教徒、セルビア正教を信じるセルビア人、カトリック信者のクロアチア人の3民族で構成されています。
首都サラエボは、84年には冬季五輪も開催されました。モスク、セルビア正教の寺院、カトリック教会が混在する多民族国家を象徴する街です。市内にはおしゃれなカフェやブティックなども造られています。
南部モスタルでは昨年、ネレトバ川に16世紀に架けられた石橋「スタリ・モスト(古橋)」の修復が完了、開通式が行われました。オスマン・トルコが建設した石橋は、川を挟んでクロアチア人、イスラム教徒が住む町の共存のシンボルです。多くの住民が再建を待ち望んでいました。再建を主導した国連教育科学文化機関(ユネスコ)は近い将来、石橋を世界遺産に指定する予定です。