ロシア連邦

公式参加者紹介

基礎情報

• 面積：1,707万5,400平方キロ
• 人口：1億4,240万人
• 首都：モスクワ
• 言語：ロシア語が公用語
• 宗教：ロシア正教、イスラム教など
• 通貨：ルーブル

パビリオン出展

ロシア館

ナショナルデー・スペシャルデー

ロシア連邦デー

国・機関の紹介

欧州とアジア結ぶ大国　広大な国土と多民族の地

ユーラシア大陸の北部に位置し、面積は地球の陸地の約8分の1、日本の約45倍もある世界最大の国土を持つ国です。気候は大陸性で冬は全国的に寒く、特に東シベリアのサハ共和国では1月の平均気温はマイナス40～50度にまで下がり、マイナス70度以下を記録したこともあります。シベリア北部には凍結した土壌が夏にも解けない「永久凍土」地帯があります。
ロシアの人口は日本をやや上回る程度ですが、8割を占めるロシア人を筆頭にタタール人、ウクライナ人、チュワシ人、バシキール人など民族数100を優に超える多民族国家です。宗教はロシア人などスラブ民族の間ではキリスト教のロシア正教が主流ですが、イスラム教徒も多く、チベット仏教を信仰する民族もいます。
こうした広大で多様な自然、多民族、多宗教の伝統に根差すロシアでは19世紀に独特の文化が花開きました。国民詩人プーシキンをはじめ、ツルゲーネフ、ドストエフスキー、トルストイ、チェーホフら文豪と称された作家が相次ぎ登場、世界にロシア文学を知らしめました。音楽でもグリンカ、ムソルグスクー、チャイコフスキーら優れた作曲家が現れ、名曲の数々を残しました。
ロシアは、ソ連時代に人工衛星や有人宇宙船を世界で初めて打ち上げるなど、米国と並ぶ宇宙大国です。今回も宇宙開発の最新技術を展示しています。
女子テニスのマリア・シャラポワ選手をはじめ、フィギュアスケートや体操、シンクロナイズドスイミングなどのスポーツ分野でも世界トップクラスです。
ロシア料理といえば、キャビアなど多彩な前菜、ボルシチなど多様なスープ、ピロシキと呼ばれる各種パイが有名。代表的な酒はアルコール度の強いウオッカですが、最近はロシア産ビールの銘柄も増えています。民芸品では有名なマトリョーシカのほかに、刺繍の施された色鮮やかなテーブルクロスやスカーフ、美しい細密画が描かれたパレフの小箱、グジェリの陶器などが人気です。
代表的な観光地は、クレムリンや赤の広場、ボリショイ劇場にトレチャコフ美術館を抱える首都モスクワとその周辺に点在する中世ロシアの面影を残す古都群、また、エルミタージュ美術館やマリインスキー劇場などがあるサンクトペテルブルクと近郊の宮殿など。サンクトペテルブルクは初夏の白夜が有名です。
ロシアでは歌舞伎、生け花、茶の湯など日本の伝統文化に加え、最新技術への興味も旺盛です。最近は村上春樹氏の小説がベストセラーになり、日本料理店が次々とできるなど日本への関心は高まるばかりです。
サウジアラビアに次ぐ世界第2位の原油生産国であるロシアの経済は、近年は高い成長率を記録しています。なお、2005年は日本とロシアの国交が樹立された日ロ通好条約150周年に当たります。

• 公式参加出展国一覧
• 公式参加国際機関一覧