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イエメン共和国

公式参加者紹介

イエメン共和国国旗

基礎情報

  • 面積:53万6870平方キロ
  • 人口:1950万人
  • 首都:サヌア
  • 言語:アラビア語
  • 宗教:イスラム教
  • 通貨:イエメン・リアル

パビリオン出展

イエメン館

パビリオン展示イメージ

パビリオン展示イメージ

出展場所長久手会場 グローバル・コモン1

ナショナルデー・スペシャルデー

イエメン共和国デー

日付5月23日
開催場所EXPOホール

国・機関の紹介

歴史が香る「幸福のアラビア」美しいサヌア旧市街が人気

アラビア半島南西の端にあり、北はサウジアラビア、東はオマーン、南はアラビア海、西は紅海で、バーブ・アルマンデブ海峡を越えるとアフリカのジブチ、エリトリアです。中央部は標高3000メートルに達する高原地帯です。アラブ民族発祥の地とされ、アラビア半島の中で最もアラブの雰囲気が残る国と言われています。
紀元前10世紀のシバ王国の時代から栄え「幸福のアラビア」と呼ばれました。旧約聖書にも登場する「シバの女王」がイスラエルのソロモン王を訪問したという話は映画にもなりました。降雨を活かし農業用水、ダム、段々畑などを利用した農業生産が活発に行われました。広く海に面して東アフリカに近く、紅海を通じてエジプトや地中海世界とも結び付いている上、インドにも近い位置にあるので、地中海世界とインド洋世界を結ぶ国際交易の中継地としても発展。シバ王国があった砂漠の街マーリブの遺跡では、大部分が砂に埋まった宮殿や、農地かんがいのために王国が建設したダムなどが見られます。
世界中で愛されているコーヒーは、古代にエチオピアで自生しているものが発見されたと言われ、15世紀以降にイエメンからトルコ、ヨーロッパへと広まりました。初期は薬として、または夜通しお祈りするイスラム僧の眠気覚ましとして飲まれました。コーヒー豆の「モカ」は、イエメンのコーヒー貿易の中心地だったモカ港からついた名前です。
日常生活に欠かせないのが国民的嗜好品の「カート」です。カフェインを含んだ植物で、若葉をかんでエキスを吸うと軽い覚せい作用があります。成人男性の多くが毎日のように昼食後、何時間もカートの葉をかみ続けながら、友人と語り合います。