出展場所 | 長久手会場 グローバル・コモン6 |
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日付 | 8月9日 |
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開催場所 | EXPOホール |
都市と自然、諸文化の融合を表現する多民族の都市国家
マレー半島の突端ジョホール水道を隔てたシンガポール島と付属の島々から成る都市国家。赤道に近い北緯1 度に位置し、1 年を通じて最高気温が30 度を超える常夏の国です。シンガポールが今日の名で呼ばれるようになったのは、狩りに来たスマトラの王子が虎を獅子と見間違え、サンスクリット語で「獅子の町」を意味する「シンガプーラ」と名付けた14 世紀以降のことです。1819 年に英国の東インド会社のスタンフォード・ラッフルズが上陸。マラッカ海峡内に貿易拠点を探していたラッフルズにとって、西と東の交差点に位置する良港シンガポールは最適の場所でした。ラッフルズが作った交易場は自由港として大きく発展しました。
中国系、マレー系、インド系を中心に、アラブ人、西欧人などさまざまな民族が融合しつつも、独自の文化・生活様式を守り続けているのがシンガポールの特徴です。上半身がライオン、下半身が魚の、シンガポールのシンボル「マーライオン」はおなじみの光景でしょう。広東料理から北京料理までの幅広い中華料理、そしてインド料理、マレー料理、プラナカン料理(中国とマレーが融合した料理)など、世界各国の料理も揃っています。