出展場所 | 長久手会場 グローバル・コモン6 |
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日付 | 6月3日 |
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開催場所 | EXPOホール |
「羊の背に乗る国」は世界屈指の先進農業国
南半球、オーストラリアの東に、タスマン海をはさんで位置する島国。北島(11万5000 平方キロ)と南島(15万平方キロ)の2大島を中心に、スチュアート、オークランドなどの小島などで成り立っています。海洋性気候で温暖、雨量も平均しているため、農・牧畜業に適しています。
主要産業は牧畜、林業など。80年代には7000万匹もの羊が飼育され「羊の背に乗る国」と言われました。その後は酪農、キウイやワイン用ブドウなど農業の多角化が進み、2004年の羊飼育は3900万匹まで減りました。政府は近年、バイオ、観光などの新産業をてこ入れしています。また、英語圏としてのメリットを活かし、アジアからの語学留学受け入れなど、教育産業振興にも力を入れています。
先住民マオリは人口の約15%。英国を中心とする文化と先住民文化の「1国2文化」という考え方が徐々に浸透し、マオリ語も「第2公用語」として尊重されています。